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2014
04.09

13回目 香りの表現

Category: 日本酒
rekisi01.jpg
室生20景はこちら

バーのある「室生」(むろう)は「室生寺」が有名やけど、他にも田舎の景色を楽しめるいろんなところがあるねん。

今の住所は「宇陀市室生」となったけど、以前は「室生村」やった。その時のホームページがいまだに見られるのでイラストをクリックしてみて。

バーに予約してくれたら、室生の案内もさせてもらえる時もあるんで問い合わせてみてな。


今回は香りについて書いてみるわ。

日本語の「匂い」という表現は幅広い意味があるねんな。いい匂いを「香り」くさい匂いは「臭い」、両方含めて「匂い」かな。

英語では、匂い全般は「smell(スメル)」・「odor(オウダ)」らしいけど、香水などには「fragrance(フレグランス)」とか「perfume(パフューム)」、食べ物に関しては、ワインなどの飲物の漂う香りを「aroma(アロマ)」、食品は「flavor(フレーバー)」ていうとこかな。
フレーバーは「風味」って訳すって誰かに聞いたことある。

日本酒のきき酒用語には、一般の人にはどうでもいいような、独特の表現がある。それは表現が「臭い」の部類やねん。
同じ酒をワインの専門家が飲むと「香り」になったりする。

例えば、自分が嫌いな「生老香(なまひねか)」ってあるねんけど、日本酒屋は「ムレ香がある」って表現するところやけど、知り合いのソムリエは「茘枝(れいし)の香り」って表現しよってん。ライチやね。美味しそうやん。

自分は日本酒の世界で育ったんで、今ではだいぶかわってきたけど、「この酒は香りが控えめやけど、味とのバランスもいいし、さばけもいい。でもあとに、紙臭が残る。」っていうふうに、なにか一つけなさんと、気すまんとこがあってんな。

悪い癖やね。

以前は「ソムリエは何でも褒め過ぎやし、それやったら、あかんワインでもお客さんに勧めてしまうことになる。」とソムリエの表現を否定的に思ってた。

せやけど最近、

「それって、業界での日本酒の評価は個性を重視せえへんって言うといて、自分から個性を否定してたんと違うかなあ」と思い始めたんよ。

その理由は、美味しい純米酒を各蔵が造るようになって、その蔵の特徴が少しずつ見え出しててきたからなんよ。

前に、「日本酒の銘柄は覚える必要ない」みたいなこと書いたけど、ちょっとずつ、覚えといたらきき当てられる銘柄が出てきたのも事実やね。

今までは、「アルコール添加のお酒」がメインやったから、端麗辛口が一番で、蔵の特徴が出にくかった。

これからは、菩提もと純米酒や、古酒、貴醸酒なんかの超個性派も注目される時代になっていくやろと思うねん。

そやから、飲み手も売り手も、その個性に対応する味わい方を鍛えとかんとあかんと思う。



ということで、今日は何を飲もうかなあ~と。

「上立香(うわだちか)には花の香りの中にライチやパッションフルーツのかすかなアロマ、含み香(ふくみか)はリンゴそれも黄色のリンゴの感じで、わずかに感じるヨーグルトのような酸とのバランスが良く、引込み香(ひきこみか)は杉の木の香の余韻を残す」なんてね。

まだまだやね~。もっと飲まんと。



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